September 10, 2012

便利だと思ったグッズ3点

急に決まった家の改装工事のため、本日は軽い筋肉痛です。自分でトンテンやったりセメントをこねたりしてるわけではないですが、その手前の作業、これまで物置として使われてきた場所に放置されていたモノモノモノを分別中なんです。そのことは、本日の「アムステルダムだより」にも書きましたが、物置とはいえ、8mx4mぐらいある場所なので、出てくる出てくる「おっ、こんなもの」。午前中も大工さんと打ち合わせ&洋服ダンスの解体作業などして出勤し、ただ今、ちょっとは放心状態から回復しましたが、さしあたって緊急にしないといけないこともなく、さあ~仕事をするぞ~という気力も湧いてこないので、そうだっ甲状腺ブログを書こう!と思った次第です。

古い記憶が蘇ったり、どうしたら良いのか判断に悩むものがあったりして、体の部位というより、普段使っていない脳ミソと神経の筋肉痛だったりして(笑)。喉頭癌で亡くなった初代相方が使っていたものなど、場所があるから捨てずに置いておいたものも、今回は捨てるか残すかをシビアに決めないといけません。子供がいない私には、まだ使えるからという理由でものを置いておくことは、あまり意味を持ちません。だって私が使わない限り、私が死んだときに処分されることになるだけだから。その時に、誰が処置してくれるのかわかりませんが、ソーシャルワーカーや専門のガラクタ引き取り業者の人の手を煩わせるのであれば、たとえ面識のない人でもできるだけ迷惑をかけないようにしたいと思えば、ずっと「どうする?」の判断がつきやすいというか、身の回りに残したい物をぐんと厳選できるようになりましたねえ。さっすが、亀の甲より年の功じゃわい。


さて、首に4 cm の切れ目が入った状態で、日本入りしましたが、日本の冬は何がつらいって、木造の戸建ては家の中が寒いっす!オランダは寒冷地だけあって、二重窓が標準で、分厚い壁にはちゃんと断熱材が入って、室内の熱を逃がしません。だから近代的な設備が整っている家なら、トイレもどの部屋もそこまでシンシンと冷えることがありません。結婚を機に日本に帰ることになった元同僚がしんみりと言ったのを思い出します。「日本の家って、お風呂のとき脱衣所が寒いから、それが悲しい。。。」

バ~バの手料理と手厚い看護の受けて、ゆっくり実家で術後の療養をするつもりが、時差ボケのために2日に1晩爆睡という不規則かつ、寒さに震えるヒキコモリ生活をしておりました。日本に行ったらああしてこうしてなんて計画はなかったのですが、「まーカサの高いヒキコモリちゃん」と妹のパポピに言われるほど、洞穴のクマ状態でした。

後から遅れてオッサンがオランダからやってきたころには、時差ぼけもマシになりましたが、室内の寒さは変わらず、年明け早々風邪を引いてダウン。2日の夜にパポピ一家もやって来ての新年恒例焼肉パーティのときも、私は床についており、うちのオッサンは言葉が通じないまま、お肉と一緒に思いっきりうちの家族に世話を焼かれておりました(笑)。術後の経過が良かったせいもありますが、甲状腺摘出手術よりも、せっかく日本に帰ってきたのにいろいろ食べられへんのんかわいそうっていうのが、とってもうちの家族らしいです。


そんな風邪をひいて朦朧としていた状態のときに、焼肉の匂いに包まれたパポピが、勧められて自分が使っていたマイクロポアというテープを持って、2階で寝ていた私のところに上がってきてくれました。これは、包帯などを固定するために使われる医療用テープのようですが、伸縮しないという特製を活かして、傷口が大きくならないように固定するために使うのだそうです。

医療ではなくどちらかと言えば美容上の利用目的かも。ただでさえじっとしていない首の皮膚ですから、どうしても引っ張られて傷口の幅が広くなるのを最小限に抑えてくれるとのことで、もともと傷が残りやすい体質だし、場所が場所だけに人目に付きやすく、テープ貼るだけでちょっとましになるのであれば、貼っておこうホトトギス。


ワタイが伝授されたテープの使用法は。。。


* 2 cm ぐらいに切ったテープを、端から少しずつ重なるように、傷口に直角に貼る。

* 3ヶ月間、1週間に1度貼り替える。


というものでした。どうして1週間に1回なのか?と訊ねたら、「さあー、そう言われただけで、なんでか知らん」と、素直に人の言うことを聞けるパポピは言っていましたが、好奇心が強くてどこがどうしてどうなってるのかを知りたい私は、なぜ1週間に1回というペースなのか、後日身を持って知ることになりました。

オランダの病院でも、何回かお医者さんや看護士さんたちにテープのことを訊ねましたが、「えー何のことぉ?」という反応だったので、下手にテープ貼ったままで診察に行って、なんか言われたら面倒臭いなあと、貼ってから2日目ぐらいに剥がしたら、傷口ではなく周辺の皮膚がピリピリと痛かったんです。しかもうっすらと赤くなっていました。1週間ごとというのはテープの粘着力の問題ではなく、皮膚がどんどこ作られていって、剥がしても痛くないぐらいになるペースだったことを実感しました。

このテープは、オランダでも薬局で注文して、バラで買うことが出来ました。1個4ユーロなり。1週間毎なので、そこまで消費せずに余りましたが、どうしても動いてしまう所に出来た傷を最小限に抑えるには良いかもです。もちろん、傷が生じないのが一番ですけど。


次に便利だと思ったグッズは、自分の経験から、パポピが私の手術のことを聞いてからすぐに注文してオランダまで送ってくれた。ポンプで空圧を調整し、その時々で高さの調節ができる優れものです。羽毛とか羊毛といった動物性のものにアレルギーを持ってる私なので、何がいいか聞かれたときに迷わずにビーズ入りのものを頼みましたが、さっすがパポピ、私の好きな緑色のカバーを選んでくれました。

幸いなこと(というか首の後ろも肉付きが良いため?)に、普段から枕無しでもテンピュールのマットレスで安定して寝ていたので、手術後も気を使って首が攣りそうになることはなかったですが、常時変わっている手術跡 ~切ったところだけでなく、首周りと負荷のかかる肩から背中~ をサポートするには最適な商品だと思いました。もちろん、シュポシュポするの楽し~。(目的が違う~!)


最後に、以前にも書きましたが、片手で開けられる小型のサーモ水筒(魔法瓶)が便利でした。車を運転しながらでも飲めるから便利、サトピがめっちゃ愛用してるということで、前年にオッサンと色違いで買ったものです。普段座った状態でなら、両手で開けるのも面倒ではないですが、傷口を庇いながらベッドから半身起き上がって温かい飲み物で喉を湿らすのに、片手で操作できるポットの方が断然便利だと思いました。


なんで~?というぐらい、変な病院にかかるリンクが今回も重なってしまった甲状腺疾患シスターズ。その時に、それでも隙あればボケをかまして労わりつつ、できることを精一杯やっていくしかないのでありました。

それに、「残念ながら、ここからラムネは飛び出しませんので悪しからず」というペッツ姉妹というネタが増えて、これは使える~と喜んでるのは、関西人の血なのでありましょうか?



IMG_0610
この夏撮った、アムステルダム市内の花市場の様子。毎週月曜日に立つ市場です。


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woneninams at 23:59│Comments(2)TrackBack(0)
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この記事へのコメント

1. Posted by ジャスパー   September 19, 2012 19:11
初めまして~

こんにちわ~、ブログ村から来ました。

同じ甲状腺癌経験者として、こちらにお邪魔しました。
今日は挨拶まで・・

オランダなんて凄いですね~
これからも遊びに来ますね

ポチッとしていきますね。
2. Posted by ケイコ@アムス   September 19, 2012 19:36
ジャスパーさん、こんにちは。

ブログ村って、たくさんの方が覗いてらっしゃるようですね。訪問者増にはびっくりしました。

みなさん経験談を求めていらっしゃるのでしょうね。直接のお役には立てなくても、オランダでの治療経験がなにかの参考になればと思ったて始めたブログなので、気分転換にでもしていただけたら幸甚です。

それにしても、オランダのどこがというか何が凄いのでしょう!?気になります。

ほなまた!

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